指しゃぶりはいつまでOK?発達と影響、やめさせる方法
最終更新日:2025年03月10日
医療法人社団スマイル会 ふかさわ歯科クリニック篠崎
(篠崎町7丁目)
指しゃぶりとは?赤ちゃんの発達と影響
指しゃぶりの始まりと発達段階
いつから指しゃぶりをするのか?
指しゃぶりは生後2~3か月頃から始まります。赤ちゃんは口に物を入れて世界を知る「口唇期」を経験し、この時期に指しゃぶりが見られるのは自然な発達過程です。多くの子どもは1歳半~2歳頃に頻度が減少し、3歳頃にはほとんどしなくなりますが、一部は3歳以降も続くことがあります。
指しゃぶりの発達段階
- 新生児期(生後1か月以内)
この時期の赤ちゃんは手足を思うように動かせず、自発的な指しゃぶりはほぼありません。 - 生後2~3か月
手の動きが活発になり、指を口に運びしゃぶるようになります。 - 生後4~6か月
指やおもちゃを口に入れ、口腔や手指の発達を促します。 - 3歳以降
手先の器用さが増し、指しゃぶりを自然にやめる子が多いですが、4歳を過ぎても続く場合は注意が必要です。
指しゃぶりのメリットと影響
指しゃぶりがもたらす発育への良い影響
- 口や手の協調運動を促す
- 安心感を得られる
- 感覚機能の発達に寄与する
指しゃぶりが4歳以降も続く場合の影響
- 歯並びの問題
開咬(前歯が閉じない)、上顎前突(出っ歯)などを引き起こす可能性があります。 - 顎の成長への影響
長期間の指しゃぶりにより、上顎が狭くなったり、下顎の成長が妨げられたりすることがあります。 - 心理的影響
ストレスや寂しさを指しゃぶりで解消する習慣がつくと、大人になっても無意識に続けることがあります。
指しゃぶりをやめさせるべきタイミングと方法
いつまでにやめるべきか?
- 3歳頃まで:自然にやめることが多いため、無理にやめさせる必要はありません。
- 4歳以降:頻繁に続く場合は、卒業に向けたサポートが必要です。
- 5歳以降:歯並びや発音への影響が大きくなるため、積極的に対策を講じるべきです。
指しゃぶりをやめさせる方法
- 口うるさく言わない
「やめなさい」と何度も言うと逆効果になるため、注意が必要です。 - 絵本を活用する
「指しゃぶりやめられるかな」などの絵本を読んで、子どもが自分からやめる意識を持てるようにする。 - シール表を活用する
指しゃぶりをしなかった日はシールを貼るなどのご褒美を用意する。 - 愛情を十分に注ぐ
子どもが安心感を得られるように、スキンシップを増やす。
まとめ
指しゃぶりは赤ちゃんの発達において自然な行動ですが、4歳以降も続く場合は歯並びや心理面に影響を与える可能性があります。3歳頃までは無理にやめさせる必要はなく、5歳以降も続く場合は積極的な対策が必要です。子どもが安心できる環境を作りながら、無理のない方法で卒業をサポートしましょう。
基本情報
- 事業所名
- 医療法人社団スマイル会 ふかさわ歯科クリニック篠崎
- ふりがな
- いりょうほうじんしゃだんすまいるかい ふかさわしかくりにっく
- 代表者名
- 深沢 一
- ふりがな
- ふかさわ はじめ
- 営業時間
-
(月~金)9:00 〜 13:00 14:30 〜 19:30
(土)8:00 〜 13:00 14:00 〜 18:00
(日)8:00 〜 13:00 14:00 〜 17:30 - 定休日
- 第三金曜日の午前中は院内研修のため休診です。
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- Webサイト
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