口ゴボの原因と治療法|見た目・健康への影響と改善方法
最終更新日:2025年02月12日
医療法人社団スマイル会 ふかさわ歯科クリニック篠崎
(篠崎町7丁目)
1. 口ゴボとは?
1.1 口ゴボの特徴と原因
口ゴボとは、口元が前に突出している状態を指し、歯並びが良くても発生することがあります。主な原因は以下の通りです。
- 上顎前突(出っ歯):上顎が前に出ている
- 上下顎前突:上下の顎が共に前方に出ている
- 骨格の影響:上下顎の位置が頭蓋骨に対して前方にある
- 唇の厚み・筋肉の影響:唇の厚さや筋肉の発達が関与
- 遺伝・生活習慣:頬杖や口呼吸などの習慣が影響
1.2 口ゴボの見た目とセルフチェック
口ゴボの人は「Eライン」(鼻先と顎先を結ぶ理想的なライン)より唇が前に出ています。セルフチェック方法として、横顔を鏡で確認し、Eラインより唇が前に出ていないかを見ます。
2. 口ゴボが及ぼす影響
2.1 美容面への影響
口ゴボは横顔のバランスを崩し、不自然な印象を与えます。写真や鏡で自分の横顔を見て気づくことが多く、美容的なコンプレックスにつながることもあります。
2.2 健康面への影響
- 噛み合わせの問題:食事の際に咀嚼しづらく、顎関節に負担がかかる
- 口呼吸の影響:口腔内が乾燥し、虫歯や歯周病リスクが上昇
- 発音の影響:「さ行」「た行」などの発音が不明瞭になりやすい
3. 口ゴボのセルフケア
3.1 口ゴボのトレーニング
成長期(特に12歳頃まで)であれば、以下のトレーニングが有効です。
- 口輪筋トレーニング:「あいうべ体操」などで口元の筋肉を鍛える
- 鼻呼吸の習慣化:口呼吸をやめて鼻呼吸を意識する
- 正しい姿勢の維持:猫背を避け、顎の位置を整える
3.2 歯科医の指導によるセルフケア
- プレオルソ:子ども向けの取り外し可能な矯正装置
- MFT(口腔筋機能療法):舌の位置や口の筋肉を鍛えるトレーニング
4. 矯正治療と外科手術
4.1 歯科矯正での改善
- インビザライン(マウスピース矯正):透明な装置で目立ちにくいが、適応できる症例が限られる
- ブラケット矯正:幅広い症例に対応できるが、装置が目立つ
- 抜歯矯正:小臼歯を抜歯し、スペースを利用して前歯を後退させる
4.2 外科手術(骨切り術)
- 骨格の問題が強い場合、外科手術が必要になることがあります。
- メリット:根本的な改善が可能
- デメリット:手術後の回復期間が必要
5. 口ゴボ予防のための日常習慣
- 正しい姿勢を意識する
- 左右バランスよく噛む
- 鼻呼吸を習慣化する
口ゴボは見た目だけでなく、健康面にも影響を及ぼします。セルフケアや矯正治療を活用し、自分に合った改善策を選びましょう。
基本情報
- 事業所名
- 医療法人社団スマイル会 ふかさわ歯科クリニック篠崎
- ふりがな
- いりょうほうじんしゃだんすまいるかい ふかさわしかくりにっく
- 代表者名
- 深沢 一
- ふりがな
- ふかさわ はじめ
- 営業時間
-
(月~金)9:00 〜 13:00 14:30 〜 19:30
(土)8:00 〜 13:00 14:00 〜 18:00
(日)8:00 〜 13:00 14:00 〜 17:30 - 定休日
- 第三金曜日の午前中は院内研修のため休診です。
- 電話番号
- 03-3676-1058
- Webサイト
- https://2525.biz/
- 所在地
- 〒133-0061
江戸川区篠崎町7丁目 27-23-ISIビル千葉銀行3F - アクセス
- 都営新宿線篠崎駅南口徒歩1分です。ローターリー前の千葉銀行が1階にあるビルの3階です。京成バス、都営バスなら都営新宿線篠崎駅南口バス停下車し、徒歩1分です。
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