抜歯即時インプラント埋入法とは？治療の流れとメリット

抜歯即時インプラント埋入法についての概要

 

抜歯即時インプラント埋入法とは

抜歯即時インプラント埋入法は、抜歯直後にインプラントを埋め込む方法で、通常のインプラント治療よりも治療期間を短縮できる可能性がある治療法です。

メリット

• 歯のない期間が短縮
  通常のインプラント治療では抜歯後、骨再生期間が必要となり、治療全体で下顎で5-6ヶ月、上顎で8-9ヶ月かかりますが、抜歯即時埋入法では下顎で約3ヶ月、上顎で約6ヶ月に短縮できます。
• 見た目や生活への影響が少ない
  早期に人工歯を装着できるため、外見や日常生活への影響が最小限に抑えられます。

デメリット

• 適応条件が厳しい
  抜歯即時埋入法には高い技術が必要とされ、すべての症例に適用できるわけではありません。

 

抜歯即時インプラント埋入法の流れ

STEP 1: 抜歯と即時インプラント

残存する虫歯C4の根を抜歯し、即時にインプラントを埋入します。骨が不足している部位は人工骨材で補強が必要です。

STEP 2: 骨造成（GBR法）

骨不足部位に骨補填材と再生医療CGFを混ぜ、メンブレンで覆うGBR法（骨誘導再生法）を行い、数ヶ月間の治癒期間を待ちます。

STEP 3: 縫合と治癒期間

骨が形成される約6ヶ月の間、取り外し可能な仮入れ歯を装着し、治癒を促します。

STEP 4: ２次オペと仮歯装着

インプラント体にアバットメント（土台）を装着し、仮歯を作成。適合が確認できれば、最終的なジルコニアクラウンなどの人工歯を装着して治療が完了します。

 

詳細は抜歯即時インプラントのメリットとデメリットを徹底解説をご覧ください